SPとOC-企業戦略-

会社の方針決めるために、企業戦略のたて方についての勉強する。

教材はストーリーとしての競争戦略、から。

戦略には優劣がある

打率2.5割の打者に戦略Aを施すと3割
打率2.5割の打者に戦略Bを施すと3.5割

より結果を高く押し上げるためのものが戦略、 それには優劣がある

戦略には差異が必要

差異は大きく分けて2種類ある。SPとOCだ。

SPとOC

競争優位を確立するための戦略の立て方である。著者によれば、これには、OCとSPのふたつがあるという。SPはStrategic Positioningの略でポジショニングのこと、OCはOrganizational Capabilitiyの略で組織能力のこと。

SP(Strategic Positioning)

“違うシェフでなく違うジャンルの料理のレシピを揃える”

  • 外的要因によって左右される
  • 他社と違った何をやるか

OE(Operational Effectives)

ジャンルの中でのレベル、 程度の違いであれば、OE(operational effetives)として区別され、改善する部分として扱われる。

OC(Organizational Capability)

“ライバルにないシェフを揃える”

  • 内的要因によって左右される
  • 市場にない、簡単に模倣できないもの
  • 他社と違った何を持つか

利益持続のためのトレードオフ

[WIP, コスト、 ニッチ特化による無競争]の三者択一となる

WTP

= Willingness To Pay 顧客が支払いたいと思う水準、 これが高いと利益が出る

コスト

低コストによって利益が出る

ニッチ特化による無競争

市場に競争相手がいない事で価格の下落が起きない

ちなみに利益を表す場合、P = WTP - Cの式となる。
利益はWTPからコストを引いたもので表される

~つづく~