Linux

Sun, Jun 7, 2015

EasytetherでBluetoothテザリング

Easytether with linux EasytetherFull( GooglePlay ) 数年前に、AndroidのXperia acroHD使ってた時に利用してた有償のテザリングアプリ。一応FreeのLite版もある。 そして、公式のLinux向けクライアントがある。 当時はUSBテザリングで利用しており、テザリングサポート外の端末でも動作して、そこそこ速度が出ていたので利用していた。 Linux版パッケージはこちら からダウンロード可。 現在利用しているXperia Z1fではUSBテザリング、Wifiテザリング、Bluetoothは標準でサポートされている。 いつもはXperia側のバッテリーの事を気にかけてBluetoothでテザリングを行っていたが、Easytetherの事だから標準より速度出るのでは…?と、気になってみたのでやってみた Speedテスト3回戦 Easytether Bluetoothテザリング AndroidのBluetoothテザリング やはり、Easytetherの方が早い 若干だけれども。 ただ、バッテリー消費量の検証は行っていないので片手落ち感はある。 ただし起動/終了が面倒なので、ショートカット割り当てまで行う。 おまけ(起動スクリプトの登録) 接続を切り替えるscriptを作る easytether.shを任意のディレクトリに作成。 #!/bin/sh pgrep -lf easytether ret=$? if test ${ret} -eq 0 then # 既に起動中の場合停止させる pkill easytether -f else # 対象のスマホのBluetoothのMACアドレスを指定して接続 sudo easytether-bluetooth BT:MA:CA:DD:RE:SS fi 内容はこんな感じ。
Sun, May 31, 2015

Linuxでブルーライトフィルタ そして快眠へ...

毎日趣味や作業でPCと対面するため、目の疲れや夜の寝不足と行ったことからは免れられない。 少しでも目への負荷を軽減させるべく、なるべく夜はPCを利用しない、利用時間を短くするなどあるが、現実問題難しい。 いくつか対策を考える。 PCメガネ、JINS PC jinsのPC用メガネを使うと目に優しくなれるとのこと。 ここで原因と言われるブルーライトは、寝付きの悪さだけでなく、目の疲れ、肩こり、頭痛などに影響を与えているらしい。 ようはその青い光をフィルタしてしまうメガネが売れているようだ。 メガネを買えばそれで解決、なのかも知れないがハードウェアではなくソフトウェアで解決したい。 Linuxでブルーライトをカット 実はこのブルーライト、色温度を下げることで減量させることができる。 色温度(いろおんど、英語:color temperature)とは、ある光源が発している光の色を定量的な数値で表現する尺度(単位)である。単位には熱力学的温度の K(ケルビン) を用いる。 (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E6%B8%A9%E5%BA%A6) 実は色温度は青い方が高い。 炎は赤いので赤は温度が高そうだが、実際は炎の先端の青い部分が最も温度が高い。 そう、モニタの色温度をソフトウェアで変更さえすれば良い。 輝度を下げることでブルーライト低減はできるが、色温度を下げることで更に低減させ、PCメガネよりさらに高い効果を目指す。 今回はRedshiftというソフトウェアを試してみた。 Redshift manual page このソフトウェアを使えば、手持ちのマシンから放たれるブルーライトが低減できる。 Redshift同様のソフトウェアとしてf.luxも試したが、稀にCPU消費量が非常に高くなることがあり、Redshiftは特段バグが無かったのでそのまま利用している。 Redshiftのインストール sudo apt-get install redshift redshift-gtk パネルのインジケーターに表示させることができる。コマンドラインからの利用の場合、その場合redshift-gtkは必要ない。 Redshiftの起動と設定 redshift-gtkを実行させると、パネル上にインジケーターが出る。 toggleでon/offを切り替え。 autostartで自動起動の設定を切り替え。 詳細な設定内容はコマンドラインや外部ファイルから入力することができる。 こちらのサイトで詳しく紹介されていた。 デフォルトの設定では、日中の色温度はあまり抑えない設定で、夜間はほんのり赤くなり色温度を抑える。([off]6300K, [day]5700K, [night]3600K) ブルーライトカットの効果 最初は少々赤さが気になるが段々と目が慣れてくると気にならなくなる。設定を元に戻すと眩しく感じる。 ライターさんのLubuntuにRedshift導入した所、目が疲れにくくなったとのフィードバックを得たので効果はあるようだ。 寝付きの悪いLinuxユーザーは是非お試しあれ。
Mon, May 4, 2015

Elementary OS freyaでハイバネートオプションを追加する

少し前からElementaryOSの最新版Freyaを使っている。 電源周りで少し手こずったので、備忘録として残しておく。 インストール後にやったことはまた今度まとめる。 ハイバネートオプションを追加する Elementary OS Freyaでハイバネートが利用できなかったので、利用できるようにする。 ※ メモリ領域のデータをディスクに退避することで、作業状態を保存した状態で電源オフにし、電源オンでそこから復帰できる。 サスペンドはメモリに電源供給しながらデータを保持。メモリは揮発性で、電源供給がないとデータが消えてしまうため。 pm-utilsを導入してpm-hibernateコマンドを実行する手もあるが、今回は別の方法で。 電源オプションの中にハイバネートを追加する sudo vi /etc/polkit-1/localauthority/50-local.d/com.ubuntu.enable-hibernate.pkla 下記をコピー&ペースト [Re-enable hibernate by default in upower] Identity=unix-user:* Action=org.freedesktop.upower.hibernate ResultActive=yes [Re-enable hibernate by default in logind] Identity=unix-user:* Action=org.freedesktop.login1.hibernate ResultActive=yes Grubの設定 sudo vi /etc/default/grub GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash resume=/dev/sda3" resume=‘スワップ用パーティション’とすること! Grubの更新 sudo update-grub これでシャットダウンのオプションなどで、休止状態(もしくはハイバネート)が増えているはず。 ノートPCを閉じた時にハイバネーションを有効にしたい && ロック画面でのPowerボタンの挙動を変える 自分の場合はロック画面の状態(だがディスプレイオフ)で電源を押して復帰しようとして、シャットダウンしてしまう現象に悩まされていた デフォでこの動作はバグと言っていい気がする。あとノートPCなので、急なとき閉じて移動、などあるのでその際はハイバネートできたほうが良い。 /etc/systemd/logind.confの編集 man logind.conf で確認したところ、HandlerPowerKeyやHandleLidSwitchなど、電源周りの挙動を変えられるようだった。 sudo vi /etc/systemd/logind.confにて該当箇所のコメントアウトを外し、 下記に変更する HandlePowerKey=hibernate HandleLidSwitch=hibernate 再起動後、ロック画面での電源ボタン、 PCの閉じる動作によるハイバネートが有効になっているはず。